農業の紹介

 

畜産物

JA忠類の畜産物である乳牛と肉牛の説明

農産物

JA忠類では秋播小麦(品種名きたほなみ)は約70ha作付けされており、年間約410トン程が収穫されています。秋播小麦は9月の下旬に播種され、冬を雪の下で過ごし翌年の8月上旬に収穫されますが、収穫適期が短いため大型コンバインを使用し、3日ほどの短い期間で収穫を終えます。また、収穫後の小麦は検査を受け主に日本めん用に出荷されます。

豆類は小豆、手亡、金時、大豆が主に作付けされており、その面積は約100haです。全品種で3,000俵程が集荷され加工調整後に袋詰めされ出荷されます。JA忠類の位置する十勝南部は冷涼であり、特に豆類は冷害の被害を受けやすい作物ではありますが、輪作体系の維持に欠くことのできない作物です。

馬鈴薯は生食用(キタアカリ、メークイン)と澱原用(コナヒメ)・加工用(きたひめ、トヨシロ)が主に作付けされています。春に植え付けられ、収穫は9月に最盛期を迎えます。掘り上げられた馬鈴薯は生食用は選別し、箱詰めされ主に関西方面の市場に出荷されます。澱原用については、中札内村にある南十勝農産加工農業協同組合連合会へ出荷され澱粉へと加工され全国に販売されています。加工用は、主にポテトサラダ等に加工し販売されます。

ナウマン像の化石で有名な忠類で収穫された新鮮な食用ゆり根です。北海道の大自然のもと、畑の中でじっくりと3年の歳月をかけて球根の隅々まで栄養分が行き渡るよう、丹念に育てられた食用ゆり根は栄養価の高い健康食品です。食用ゆり根は8月中旬の収穫から年内いっぱい出荷されています。忠類では約10haの作付けがあり、毎年80トンの食用ゆり根が、関西・関東を中心に日本各地の市場に向けて出荷され、年末商材には欠かせない素材となっています。

JA忠類では約35haが作付けされており、年間約1,800トンが収穫されています。播種時期により夏から秋まで継続的に出荷されており、大根ハーベスターにより効率的に収穫され、洗浄、選別の後、箱詰めされた後、出荷されます。

JA忠類では15ha作付けされており、秋堀りで年間約600トンが収穫されています。
収穫は主に生産者で組織するコントラクターで行い、出荷はJA幕別町の協力により選果が行われ、全国に出荷されます。